あくまで個人の雑感です。

思ったことを適当に。

橋本さんがいなくなることについてあれこれと思考

※今回の駄文、思考が流れるままに書いたので思い切りとりとめがないです。


乃木坂46は岐路の多いグループだなぁと思う今日この頃です。
きっかけは言うまでもなく、橋本さんの卒業、芸能界引退のニュースです。

僕が乃木坂のファンになったのは2015年の中頃、『太陽ノック』の発売直前ぐらいからだったんですが、歴史を紐解けば、その前から乃木坂は色々と急転直下な事態に遭遇するグループでした。
2014年の生駒ちゃんのAKB兼任、当時SKEのメンバーだった松井玲奈さんの留学受け入れ、松村さんの色々などがその最たるものです。

この時もきっと、ファンの間では『乃木坂の色が変わってしまう』『今までの乃木坂ではなくなってしまうんではないだろうか』という心配が巻き起こっていたんだろうなぁというのは容易に想像がつきます。
その度に、それぞれが抱く『乃木坂らしさ』を守るため、グループとファンが一丸となって戦い続けたんだと思います。

そして今年に入っての永島さんと深川さんの卒業。
永島さんといえばアンダーライブの立役者であり、かつアンダーメンバーの精神的支柱でしたし、深川さんは、アンダーから選抜常連、最終的にはセンターへと上り詰めた強さと、『聖母』とあだ名される優しさを併せ持った、グループの癒し担当という、どちらも絶対に代わりの利かない立ち位置の人でした。
当然、ファンである僕らには見えない範囲で、この2人が抜けた影響は多々起こっていると思います。
それでも、『乃木坂46』という存在を送り出している側の人たちは、精一杯その穴を埋め、さらに進化すべく進み続けています。
アンダーライブの地方シリーズや、15thシングルで齋藤さんや樋口さんがセンターを務めたことが、その証拠だと思います。

そこに今回の橋本さんの卒業。

改めて考えると、橋本さんの魅力の根源というのは、『芸能の仕事に興味がない』というところにあったんではないかなぁと思います。
間違いなく乃木坂46のメンバーではあるんですが、どこか他のメンバーと交じり合わない異質な魅力が橋本さんにはありました。
ガッチャマンコンドルのジョーだったり、ジェットマンブラックコンドルといった、ああいうどこかアウトサイダー的な気質を持った魅力。
それは、元々の前提として『芸能の仕事は自分には向いていない』、あるいは『芸能の仕事に興味がない』という認識が、橋本さんの根源にあったことで生み出されていたのかもしれません。
そんな異質な魅力とあの美貌が合わさり、ここまでの人気を獲得していたんではないかと思います。

そんな橋本さんが、グループからいなくなる。
グループの一員でありながら、どこか異質な空気を持っていた人間がいなくなる。
橋本さんがグループ内部でメンバーに対してどういった影響を及ぼしていたのか、詳しいところはよくわかりません。
ただ、グループ全体を外から俯瞰した時の魅力としては、大きなマイナスとなる。
それは間違いないと思います。

卒業予定までのおよそ3か月半は、グループとファンがそれぞれに、『これからの乃木坂46』とどう向き合っていくかを考えていく、準備期間だと思います。
橋本さんがいなくなった乃木坂46がどうなっていくのか、2017年の変化を、しっかりと見守っていきたいです。

同時に、今しか見られない『乃木坂46橋本奈々未』の姿をこの目に焼き付けておこうと思います。