読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

あくまで個人の雑感です。

思ったことを適当に。

友人への反論の中で、『逃げるは恥だが役に立つ』で星野源くんが津崎役を担った理由に自分なりに気付く。

逃げるは恥だが役に立つ 星野源

火曜10時からのTBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』。
面白くて毎週見てます。

www.tbs.co.jp

元々、星野源くんと、ガッキーこと新垣結衣さんが好きだったので、それだけの理由でなんとなく見始めたんですが、これがテンポよくサクサク進むお話で面白く、しかも放送後話題になったEDのダンスで完全に心を掴まれてしまいました。



[新ドラマ]新垣結衣×星野源の「恋ダンス」 先行映像 10/11スタート 火曜ドラマ 『逃げるは恥だが役に立つ』【TBS】


そんな感じで、周りの友人にも「面白いから見ろ!!」とゴリ押ししていたんですが、そんな時にある友人からのLINEが。

「ガッキーが原作とイメージが違うのは許せるけど、見た目はそれなりにイケメンだった津崎役を星野源がやるのはなんか許せない・・・」

その友人は元々原作を読んでいたようで、全く読んでいなかった僕は原作とドラマのイメージの違いには気付きようもなかったので、言い方がなんとなく気になったものの、「まぁ原作を先に知っていればそういうのもあるよね」ぐらいで流そうとしていたんですが、LINEはさらに続き、

「元々星野源はそんなに好きじゃないし、津崎役は永山絢斗か桐谷健太か高良健吾がよかった」

とのお言葉が。


おいおい。

ちょっと待て。

源くんじゃなにかご不満かい!?


と思い、友人に対する反論の言葉を探している最中、なんとなく自分の脳内に「あぁ、でも永山絢斗さんならそんなに違和感ないかもなぁ・・・」という感情が。
そしてその流れでふと「じゃあ源くんがこのドラマにピッタリハマっているように見える理由って何だろう?」という疑問がわき起こりました。

『九死に一生の生還を二度も経て帰ってきた男を嫌いになんかなれない』という僕の極めて個人的な感情もありますが、それ以外になにか理由があるんじゃないかと。

そんな思いで改めて放送を見返した上で、まずはこのドラマに対する自分なりに気になったポイントを挙げてみました。
まぁ二つしかなかったんですが。

1・マンガ的な表現に舵を切った演出

1話冒頭の情熱大陸やプロフェッショナル、2話冒頭のニュース23のパロディでもうその辺りは明白なんですが、このドラマ、リアリティみたいなことはできるだけ省かれてますよね。
1話でみくりの「夜の生活は・・・」という発言にわかりやすく慌てた津崎がスマホを落としそうになったり、2話での百合の「(結婚しているのに)二人は名字で呼び合ってるの?」という指摘の時に、二人が『やっべ』という顔を百合の前でしていたり。

他にも挙げればキリがないんですが、こういったところを見ると、このドラマが『見た目での面白さ』『わかりやすさ』『テンポの良さ』を重点において
作られ、その結果として『マンガ的な表現を使った演出をする』という選択をしたんだろうなぁということがなんとなく窺えます。
マンガ原作というのももちろんあるんでしょうが。

個人的に、他のテレビ番組のパロディはめっさ面白いので毎回やってほしいです。

2・脇役を含め、登場人物全員が、ビジュアル面か性格面のどちらか、あるいはその両方で全員キャラが立っている

字面だけ読むと『当たり前じゃん』ということなんですが、要は『マンガ的なキャラ付けがされている』ということです。
沼田役の古田さんの怪演もそうですし、風見役の大谷亮平さんのこれでもかとばかりな爽やかイケメンぶり、1話に登場した真野江里菜さん演じるシングルマザーの蓮っ葉な感じ、そして主演たる新垣結衣さんの、まさに『マンガから抜け出てきたような』異常なまでの可愛らしさなど、登場人物全員が、『テレビを見る自分たちと地続きの世界にもいそうな人』というよりは、『マンガのキャラクターのような突出した特徴が必ずある』人で構成されています。


思い浮かんだこの二点をもとに、源くんのことを考えてみます。

まず1番。演出との相性。
過去に出演した『アキハバラ@DEEP』や『地獄でなぜ悪い』などを見ても、その振り切れた演技、キレのある動きなど、マンガ的な演出に応えられるだけの実績を十分に持っていることは間違いないと思います。

元々源くんは大人計画所属の舞台俳優であり、かつミュージシャンでもあります。
大きな劇場に立つ以上、ある程度オーバーな動きをする演技は当然求められるでしょうし、ミュージシャンとしてステージに立つ時は、演技とはまた別のベクトルの表現方法を求められるはずです。
その辺りの、舞台出身の俳優さんがテレビ越しに発する独特のオーラと振り切れた演技が、このドラマの方向性にバッチリとハマっているのだろうなと思います。

先の友人が挙げた方々だと、そういった演出とは相性が悪かったり、あるいは津崎というキャラとしては熱すぎたり、冷たすぎたりするのではないかな、と思います。
(これは、別に先に挙げた方々の演技が下手とか言っているわけでは全くなく、このドラマにおいての様々な相性を考えた時の僕の個人的な感想です)


続いて2番。マンガ的なキャラの立ち方。
星野源くん。
ハッキリ言って、個人的な印象としては、源くんがイケメンだとは思いません。
愛嬌のある顔・・・かどうかもちょっと疑問です。笑顔は素敵だと思いますが。時々目が怖いし。
あえて言えば、平凡な顔立ちの方だと思います。
ただ、その平凡な顔と、常に平熱感のある津崎というキャラクターが合わさった時に、不思議な愛嬌と魅力が生まれます。
この点で、2番においても十分クリアしていると思います。

そして、これが何よりの大きな要因ではないかと思うんですが、ビジュアル面においては間違いなくトップに立つ、新垣結衣さんとの事実上W主演というバランスを考えた時、総合的に星野源という俳優さん以外がこのドラマにハマるとはどうしても考えられないです。

うん、全ては新垣結衣さんとのバランス』で成り立っていたのです。
だからこのドラマにおいて、源くんは津崎役としてバッチリとハマっています!!


・・・色々考えているうちに、なんかそんな結論に達しました。
とにかく、『逃げるは恥だが役に立つ』。
目が離せないドラマです。
毎週火曜夜10時、TBS系列で放送中!!